ブラックフェイスノーフォークや、オールドノーフォークなどの呼び名もあります。
Norfolk Hornノーフォーク・ホーン
ダウン種
短毛種
他のブラックフェイス種は英国低地に分布していましたが、この羊はノーフォーク州のヒースランドという痩せ地にて発達しました。餌に乏しく、涼しいけど乾燥した土地でしたが、彼らはその土地に適応してきました。
このノーフォークからレスターやサウスダウンなどの品種が生まれ、更にサウスダウンとノーフォークとの交配でサフォークが生まれました。
その後ノーフォークは絶滅への道を進み、1950年にはわずか10頭の雌と2頭の雄のみとなってしまいました。
Rare Breeds Survival Trustの大変な努力により、復活が試みられ、純血の雄の不足の中、血筋の近いサフォークやウィルトシャーホーンと掛け合わせつつ90%以上ノーフォークの誕生に成功します(1973年には最後の純血種が死亡しています)。
1986年にはRBSTによって絶滅危機のカテゴリー1(Critical)に指定され、その後数は増加しましたが、ノーフォークホーンはカテゴリー4(At Risk)として現在も保護されています。