'My sheep could now escape' - farmer's fury at gate-widening - Halifax TodayFARMER Chris Green spent £2,000 replacing a fence to ensure his stock didn't wander into traffic.
But the council has now widened his "kissing gate" by inches – which he says is enough for sheep to escape.
農夫のグリーン氏は£2,000(だいたい42万円弱)をかけて柵を作り直しました。羊が車道に飛び出してしまわないように。
ところがこの柵のゲートが狭いということで、評議会から広げるよう要求されて...(多分広げたんだと思うんですが、元記事に具体的な記述が見あたらないです)...今彼は羊が交通量の多い道路に飛び出してしまわないかを心配しているそうです。彼が言うには羊が逃げるには十分な広さになってしまったとの事ですが、評議会はこれを無視しているようです。
何か日本人にとっては、一見訳の分からないニュースですが、グリーン氏が柵のゲートを広げるように要求されるのは英国ならではの文化的な理由があったりします。
英国には「歩く権利」というのがあって、その権利が有効になる道(フットパス)では、たとえそこが私有地であろうと所有者の権利より他人が歩く権利が尊重されるそうです。
逆にこれを土地の所有者が拒否すると訴えられることまであるそうで...こういう公衆の権利がしっかり法律で決まっているのが英国らしい感じですね。
ということで、このグリーン氏の放牧地にはフットパスになっているところがあり、狭すぎるゲートは歩く人に不便で権利侵害ってことなんですね。
もちろん他人が何でも許されるわけではなくって、基本的には歩くだけ。自転車や馬に乗ったりは基本的にダメですし、ゴミを散らかしたり、フットパスをそれて別の所に入り込んだりするのも法律で禁じられてます。しっかりと法律で決められたジェントルな行為なんですね。
どうやらこのゲートを通る際にゲートを開けっ放しにしたら羊が逃げちゃうということなのですけど、ゲートを開けっ放しにしてはいけないっていうところまでは法律では決められてないって事ですかね。